日藝とは 日藝賞

日藝賞

在学生、教職員などが中心となって選考する「日藝賞」は、著しく日藝の名声を高め、
その業績が社会に貢献し、芸術を志す学生に夢を与える人物に贈られています。

各界に多彩な人材を輩出していることで知られる日藝。特にメディアやクリエイティブの世界には出身者が多く、仕事を介して同級生や先輩・後輩と偶然に出会うケースも多いようです。そんな事実に着目し、校友とのつながりを深めるために創設されたのが『日藝賞』。全ての日藝出身者を対象にその年に最も活躍した人物を独自に表彰することで、出身者への敬意を表すとともに、在学生への励みとしています。まだ形になっていない表現への衝動を、よりよいカタチで表現してほしい。そのためのフックになれば…。そんな「遊び心」が現れた日藝ならではの賞なのです。

第15回 日藝賞

今年度第15回日藝賞に俳優・黒島結菜さんが選ばれました。
日藝賞は、著しく日藝の名声を高めその業績が社会に貢献し芸術を志す学生に夢を与える人物に贈られます。選考対象は、中退者も含めかつて日藝に在籍していたことのある人すべて。活躍分野は一切問いません。在校生、教職員、校友会役員などによる投票を基に決定します。

黒島 結菜 俳優

この度は本当にありがとうございます。
まさか⾃分が⽇藝賞を受賞するとは思ってもいなかったので、驚きと嬉しさが同時に込み上げてきて不思議な気持ちです。
卒業はできなかったですが、⼤好きな写真を学び、⼤切な友達もでき、⽇藝で過ごした時間は、なににもかえられないかけがえのないものになっています。
これまで多くの⽇藝出⾝の⽅々と出会い、共に仕事をしてきました。素晴らしい先輩⽅のように、私も精⼀杯がんばります。そして、これから出会えることを楽しみにしております。

PROFILE

1997年3月15日生まれ、沖縄県出身。2015年写真学科入学。
2022年NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』のヒロイン役が決定。存在感と際だった演技力で、いま最も注目される俳優のひとりである。

【主な作品】

●映画
『カツベン!』周防正行監督(2019)、『十二人の死にたい子どもたち』堤幸彦監督(2019)
●ドラマ
Eテレ『ハルカの光』(2021)、NHK『悲熊』(2020)、NHKよるドラ『閻魔堂沙羅の推理奇譚』(2020)、Netflix『呪怨:呪いの家』三宅唱監督(2020)、テレビ東京ドラマBiz『行列の女神~らーめん才遊記~』(2020)、NHK連続テレビ小説『スカーレット』(2020)、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』、NHK『アシガール』(2017)
●舞台
『ラヴ・レターズ』新国立劇場(2019)、『少女ミウ』ザ・スズナリ(2017)、『虹とマーブル』世田谷パブリックシアター(2015)
●広告
SUNTORY黒烏龍茶「糖避けて、脂避けない」(2020)、みずほフィナンシャルグループ(2014~2020)、京急急行電鉄KEIKYU for YOU「三浦半島for YOU冬春篇」(2020)・「三浦半島for YOU篇」(2019)、池袋PARCO50周年イメージガール(2019)、JR東日本東京ステーションシティ「START with YOU」(2018)
●受賞
第43回日本アカデミー賞新人俳優賞(2020)
など。

日藝賞 歴代受賞者