取得できる資格について

教職課程

教員免許状を取得するための課程です。「基礎必修科目」、「教育の基礎的理解に関する科目等」、「教科及び教科の指導法に関する科目」があり、所定の単位数を取得することにより免許状を授与されます。

取得できる免許状の種類と教科
  • 中学校教諭一種免許状:国語/音楽/美術
  • 高等学校教諭一種免許状:国語/音楽/美術/工芸

*必要修得単位数については、学部要覧に記載の表をご覧ください。

介護等体験について

介護等体験とは、小学校及び中学校の教諭の普通免許状取得希望者に義務付けられた制度です。
介護等体験の期間は7日間と定められており、本学部では2年次生以上の中学校教諭一種免許状取得希望者を対象に、特別支援学校で2日間、社会福祉施設で5日間の体験を実施します。
介護等体験費は、実施年度の4月に徴収します。

教育実習について

教育実習は4年次に行います。教育実習へ行くためには条件がありますので、計画的な履修及び単位の修得が求められます。
教育実習費は4年次4月に徴収します。

教育免許状一括申請について

教育職員免許状大学一括申請とは、当該年度に所要資格を得る学生について、大学を通じて東京都教育委員会に免許状の申請を行うことをいいます。
当該年度4月に申込手続、1月に一括申請料納入手続を行います。

学芸員課程

博物館・美術館で資料の収集、保管、展示、調査研究などに携わる学芸員の資格を得るための課程です。

必修科目(卒業単位に含まれません) 選択科目(卒業単位に含まれます)
1〜3年次 博物館概論 文化史・美術史・民俗学・考古学の4系列の中から2系列8単位以上を修得してください。
博物館資料論
博物館経営論
博物館展示論
博物館教育論
博物館情報・メディア論
生涯学習概論
博物館資料保存論
4年次 博物館実習I・Ⅱ
  • ※上記科目は2012年度入学者より適用。(博物館法施行規則一部改正に伴う)2011年度以前入学者の必修科目は学部要覧を参照してください。
  • ※学芸員資格に関する必要修得単位数については、学部要覧に記載の表をご覧ください。
博物館実習について
  • 博物館実習I・Ⅱ履修者は、博物館概論、博物館資料論、博物館経営論、博物館展示論、博物館教育論、博物館情報・メディア論、生涯学習概論、博物館資料保存論の単位をすべて修得した者としますが、成績状況等により受講者を制限する場合があります。
  • 実習は4年次に実習授業受講に併行して、学外実習施設において館務実習を行います。
  • 博物館実習I・Ⅱ履修者は4年次4月に実習費を徴収します。
  • 詳細は3年次1月、4年次4月のガイダンスで説明します。

司書教諭課程

司書教諭とは、学校図書館法に定められた教諭であり、学校内の役割としてその職務を担当し、学校図書館資料の選択・収集・提供や子どもの読書活動に対する指導、さらには、学校図書館の利用指導計画を立案し、実施の中心となるなど、学校図書館の運営・活用について中心的な役割を担います。
司書教諭の資格を得るためには、小学校、中学校、高等学校又は特別支援学校の教諭の免許状(免許の種類・教科は問いません)を取得するとともに、下表の5科目10単位を全て修得しなければなりません。そのため、原則として教職課程履修者のみ司書教諭課程を履修することができます。
なお、司書教諭課程科目は卒業に必要な単位数には含まれません。

授業科目名 単位数 区分 履修年次
学校経営と学校図書館 2 必修 2
学校図書館メディアの構成 2 必修 2
学習指導と学校図書館 2 必修 2
読書と豊かな人間性 2 必修 2
情報メディアの活用 2 必修 2

※司書教諭の資格は、文部科学省が交付する「司書教諭講習修了証書」によって証明されます。申請方法等の詳細については4月のガイダンスで説明しますので必ず出席してください。

司書課程

司書とは、図書館法に定められた、都道府県や市町村の公立図書館等で図書館資料の選択、発注及び受け入れから、分類、目録作成、貸出業務、読書案内などを行う専門的職員です。司書資格の取得を希望する者は、下表の13科目24単位を全て修得しなければなりません。
なお、司書課程科目は卒業に必要な単位数には含まれません。

授業科目名 単位数 区分 履修年次
生涯学習概論 2 必修 1
図書館概論 2 必修 2
図書館制度・経営論 2 必修 2
図書館情報技術論 2 必修 3
図書館サービス概論 2 必修 2
情報サービス論 2 必修 2
児童サービス論 2 必修 2
情報サービス演習 2 必修 3
図書館情報資源概論 2 必修 2
情報資源組織論 2 必修 2
情報資源組織演習 2 必修 3
図書館基礎特論 1 必修 3
図書館総合演習 1 必修 3