NEWS お知らせ
【在校生の皆さんへ】新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために【緊急】
- 在学生の方へ 2021.05.12
新型コロナウイルス感染症(以下「コロナ」)感染拡大を防ぐため,以下の密接回避や行動記録の重要性を理解してください。
①コロナの危険性意識
[ウイルス]
自分自身で増えることはできないが,粘膜などの細胞に侵入して増える。健康な皮膚には入り込むことができず表面に付着するだけ。物の表面についたウイルスは時間がたてば壊れる。
[感染過程]
一般的には飛沫感染,接触感染で感染する。たとえ屋外だとしても近距離で人と会話するなどの環境では,咳やくしゃみなどの症状がなくても感染を拡大させるリスクがある。また,変異型ウイルスが流行の主流となってきており,屋内においては特にエアロゾル(空気中に漂う新型コロナウイルスを含む微細な粒子)感染にも注意が必要である。
[感染可能性]
発熱等の症状が出る二日前から高い感染力を保持している。特記すべき点は,無症状ウイルス保持者からも感染する。なお,発熱など風邪症状以外では倦怠感,味覚・嗅覚障害,筋肉痛などの多彩な症状がある。
[感染による危険性]
無症状者や軽症者であっても年齢に関係なく数か月単位で発現する多様な後遺症が残る旨多数の報告がされている。65歳以上の高齢者や基礎疾患(糖尿病,心肺疾患,がんなど)のあるものが感染した場合には重症化しやすい。また,変異型ウイルスに感染した場合は,20歳代・30歳代においても重症化する事例が相次いで報告されている。
[感染力]
乾燥や低温下において感染力が高まる。更に手洗いやマスクをするなどの対策をしても感染が広がる感染力を有している。(インフルエンザとの比較による)
一般的に,感染症は,症状が高度の時期に,他者へウイルスを感染させる可能性が最も高くなるが,新型コロナウイルスは,症状が明らかになる数日(2~5日)前から感染が広がるおそれがある。
[薬等による治療法]
新型コロナウイルスに対する抗ウイルス薬はまだ確立していない。ワクチンについては,改正予防接種法が令和2年12月2日に国会で成立したが,若年層への接種開始の時期の見通しは決まっていない。
熱や咳などの症状緩和を目指す治療(対症療法),解熱剤や鎮咳薬の投与,点滴等が実施されている現状である。特に,重症者には,レムデシベル,デキサメタゾン,トシリズマブなどの薬剤が適応される。
②個人単位での感染回避
[マスク着用の重要性]
マスクの着用は,感染対策として,ウイルスの拡散予防並びに体内への吸入予防効果があるため,人と会話等を行う場合にはマスクを着用することが必要となる。特にウレタンマスクよりも不織布の使い捨てマスクの効果が高い。またマスクは正しく着用すること。
[ソーシャルディスタンスの確保]
人との距離を出来れば2メートル(最低でも1メートル)確保すること。
[手指消毒]
自分以外の者が触れた可能性のある場所や物に触れた場合には,手洗いは30秒程度かけて水と石鹸で丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)。とくに帰宅時や食事等飲食の前には必ず行う。
③集団感染(クラスター)回避の重要性意識
[「三密」(密集,密閉,密接)]
密集「人が密に集まって過ごすような空間」
密閉「換気が悪い場所」
密接「不特定多数の人が接触する場所」「近い距離での会話」
※三密のうち1つの密の場面でも集団感染のリスクは存在する。特に変異ウイルスの場合には,感染力が強いため危険性が増している。
[追跡調査]
感染の拡大を最小限に抑えるためには,小規模な患者の集団(クラスター)が次の集団を生み出すことの防止であり,保健所による感染経路の追跡調査に適切に協力することが重要である。
④密接回避の重要性意識
[感染リスクが高まる「5つの場面」の意識]
コロナの伝播は,主にクラスターを介して拡大するので,クラスター分析の知見から,感染リスクが高まる「5つの場面」がまとめられた。
場面1:飲酒を伴う懇親会等
場面2:大人数や長時間に及ぶ飲食
場面3:マスクなしでの会話
場面4:狭い空間での共同生活
場面5:居場所の切り替わり
⑤行動履歴・健康状態の記録の重要性
[健康観察の重要性]
発熱以外にも多彩な症状があるため,常日頃から自身の体調に意識を向け,その変化を把握しておくことが重要である。
[行動記録の重要性]
コロナは,感染から発症まで約2週間程度のタイムラグがあるため,自身の重要な活動(帰省,入試,病院実習,教育実習,介護体験等)に合わせた事前の行動記録を時系列で把握しておき,感染の危険を高めるような行動の抑制に繋げる。
行動履歴・健康状態の記録は,(1)どこから感染したか,(2)誰かに感染させてないかを把握することができ,感染拡大を防ぐことにつながる。
感染が判明し,これまでの行動履歴・健康状態の調査等が行われた時に,正確な情報が迅速に提供できる。感染経路が特定しやすくなり,感染拡大防止に役立つ。
「日本大学健康観察システムによる健康管理」
各自がパソコンやスマートフォンから,体温や体調を記録することで自分自身の健康観察を行い,体調不良時に入校の可否を判断するシステム。当日の主な行動をチェックしておくことで後日確認することができる。なお,本学部においては,5月17日より入構8日前からの期間に体調不良入力(及び未入力日)がある場合,いかなる理由があっても入構できません。
⑥発熱等があった場合の自宅待機基準及び解除基準について
■自宅待機基準(かかりつけ医や保健所などに相談し受診してください)
以下のいずれかに該当する場合。
(1) 発熱(基本的に 37.5℃以上)などの風邪症状がみられる場合。
(2) 体調に異常がある場合(息苦しさ,息切れ,強いだるさ,味覚障害,嗅覚障害,咳,くしゃみなど)
■解除基準
次の(1)~(3)の全てを満たした場合,自宅待機解除とする。
(1) 発熱があった場合,解熱後4日経過した。
(2) 発熱以外の症状について,改善後4日経過した。
(3) 最初の症状(上記(1)又は(2))が発症してから,8日以上が経過している。
(4)PCR検査で陰性となっても,(1)~(3)の基準が適用されます。
■その他
同居家族等がPCR検査を受けた場合,結果が判明するまで自宅待機をしてください。
自分たちの学びの場を守るため各自自覚を持って行動してください。
①コロナの危険性意識
[ウイルス]
自分自身で増えることはできないが,粘膜などの細胞に侵入して増える。健康な皮膚には入り込むことができず表面に付着するだけ。物の表面についたウイルスは時間がたてば壊れる。
[感染過程]
一般的には飛沫感染,接触感染で感染する。たとえ屋外だとしても近距離で人と会話するなどの環境では,咳やくしゃみなどの症状がなくても感染を拡大させるリスクがある。また,変異型ウイルスが流行の主流となってきており,屋内においては特にエアロゾル(空気中に漂う新型コロナウイルスを含む微細な粒子)感染にも注意が必要である。
[感染可能性]
発熱等の症状が出る二日前から高い感染力を保持している。特記すべき点は,無症状ウイルス保持者からも感染する。なお,発熱など風邪症状以外では倦怠感,味覚・嗅覚障害,筋肉痛などの多彩な症状がある。
[感染による危険性]
無症状者や軽症者であっても年齢に関係なく数か月単位で発現する多様な後遺症が残る旨多数の報告がされている。65歳以上の高齢者や基礎疾患(糖尿病,心肺疾患,がんなど)のあるものが感染した場合には重症化しやすい。また,変異型ウイルスに感染した場合は,20歳代・30歳代においても重症化する事例が相次いで報告されている。
[感染力]
乾燥や低温下において感染力が高まる。更に手洗いやマスクをするなどの対策をしても感染が広がる感染力を有している。(インフルエンザとの比較による)
一般的に,感染症は,症状が高度の時期に,他者へウイルスを感染させる可能性が最も高くなるが,新型コロナウイルスは,症状が明らかになる数日(2~5日)前から感染が広がるおそれがある。
[薬等による治療法]
新型コロナウイルスに対する抗ウイルス薬はまだ確立していない。ワクチンについては,改正予防接種法が令和2年12月2日に国会で成立したが,若年層への接種開始の時期の見通しは決まっていない。
熱や咳などの症状緩和を目指す治療(対症療法),解熱剤や鎮咳薬の投与,点滴等が実施されている現状である。特に,重症者には,レムデシベル,デキサメタゾン,トシリズマブなどの薬剤が適応される。
②個人単位での感染回避
[マスク着用の重要性]
マスクの着用は,感染対策として,ウイルスの拡散予防並びに体内への吸入予防効果があるため,人と会話等を行う場合にはマスクを着用することが必要となる。特にウレタンマスクよりも不織布の使い捨てマスクの効果が高い。またマスクは正しく着用すること。
[ソーシャルディスタンスの確保]
人との距離を出来れば2メートル(最低でも1メートル)確保すること。
[手指消毒]
自分以外の者が触れた可能性のある場所や物に触れた場合には,手洗いは30秒程度かけて水と石鹸で丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)。とくに帰宅時や食事等飲食の前には必ず行う。
③集団感染(クラスター)回避の重要性意識
[「三密」(密集,密閉,密接)]
密集「人が密に集まって過ごすような空間」
密閉「換気が悪い場所」
密接「不特定多数の人が接触する場所」「近い距離での会話」
※三密のうち1つの密の場面でも集団感染のリスクは存在する。特に変異ウイルスの場合には,感染力が強いため危険性が増している。
[追跡調査]
感染の拡大を最小限に抑えるためには,小規模な患者の集団(クラスター)が次の集団を生み出すことの防止であり,保健所による感染経路の追跡調査に適切に協力することが重要である。
④密接回避の重要性意識
[感染リスクが高まる「5つの場面」の意識]
コロナの伝播は,主にクラスターを介して拡大するので,クラスター分析の知見から,感染リスクが高まる「5つの場面」がまとめられた。
場面1:飲酒を伴う懇親会等
場面2:大人数や長時間に及ぶ飲食
場面3:マスクなしでの会話
場面4:狭い空間での共同生活
場面5:居場所の切り替わり
⑤行動履歴・健康状態の記録の重要性
[健康観察の重要性]
発熱以外にも多彩な症状があるため,常日頃から自身の体調に意識を向け,その変化を把握しておくことが重要である。
[行動記録の重要性]
コロナは,感染から発症まで約2週間程度のタイムラグがあるため,自身の重要な活動(帰省,入試,病院実習,教育実習,介護体験等)に合わせた事前の行動記録を時系列で把握しておき,感染の危険を高めるような行動の抑制に繋げる。
行動履歴・健康状態の記録は,(1)どこから感染したか,(2)誰かに感染させてないかを把握することができ,感染拡大を防ぐことにつながる。
感染が判明し,これまでの行動履歴・健康状態の調査等が行われた時に,正確な情報が迅速に提供できる。感染経路が特定しやすくなり,感染拡大防止に役立つ。
「日本大学健康観察システムによる健康管理」
各自がパソコンやスマートフォンから,体温や体調を記録することで自分自身の健康観察を行い,体調不良時に入校の可否を判断するシステム。当日の主な行動をチェックしておくことで後日確認することができる。なお,本学部においては,5月17日より入構8日前からの期間に体調不良入力(及び未入力日)がある場合,いかなる理由があっても入構できません。
⑥発熱等があった場合の自宅待機基準及び解除基準について
■自宅待機基準(かかりつけ医や保健所などに相談し受診してください)
以下のいずれかに該当する場合。
(1) 発熱(基本的に 37.5℃以上)などの風邪症状がみられる場合。
(2) 体調に異常がある場合(息苦しさ,息切れ,強いだるさ,味覚障害,嗅覚障害,咳,くしゃみなど)
■解除基準
次の(1)~(3)の全てを満たした場合,自宅待機解除とする。
(1) 発熱があった場合,解熱後4日経過した。
(2) 発熱以外の症状について,改善後4日経過した。
(3) 最初の症状(上記(1)又は(2))が発症してから,8日以上が経過している。
(4)PCR検査で陰性となっても,(1)~(3)の基準が適用されます。
■その他
同居家族等がPCR検査を受けた場合,結果が判明するまで自宅待機をしてください。
自分たちの学びの場を守るため各自自覚を持って行動してください。